ESCA 利用規程
1. はじめに
- 以下の規程は、ULVAC-Phi社製PHI5000 Versa Probe IIを利用することを前提に書かれている。
- 本装置は自己測定を基本とするため、利用に際しては細心の注意を払うこと。
2. 利用条件(自己操作)
- 自己操作で測定を行うためには、事前に本装置の機構並びに測定操作に関する指導を受けなければならない。
- 機構並びに操作に関して充分に理解するまでは、指導者立ち会いのもと測定を行わなければならない。
- 一時的な利用に関しては、管理責任者へ問い合わせること。
3. 利用予約
- 予約は予約カレンダーに入力することで行う。
- 予約に必要となるパスワードは、講習会の時に参加者へ通知する。
- 測定時間は試料個数から推測して出来るだけ短い時間で予約を行うこと。他の利用者へ迷惑にならぬよう、むやみに長い時間の予約を入れてはならない。また続いて測定予定が入っている場合は、測定終了後に次の測定者へ連絡すること。
4. 測定に関する規程
- 利用者は測定を行う前に、使用記録を兼ねた保守チェックリストへ必ず入力すること。特に、利用時間は運転経費の分担を行うための大切な資料となるので、忘れずに正確に記入すること。
- 測定中に操作が分からなくなったり不測の事態が生じたならば、直ぐに指導者もしくは管理責任者へ連絡をすること。
- ESCAの制御&データ解析用コンピューター内に保存されている各自のデータは、各自で適宜バックアップを取っておくこと。(コンピューターの故障などでデータが消失しても管理責任者は責任を負いません。)
但し、HDD内のデータ削除は管理責任者が行い、利用者が行ってはならない。
5. 運転経費の分担
- 測定によって生じた費用は、使用記録を元に受益者で分担する。
6. その他