装置名 |
液体クロマトグラフ飛行時間型質量分析装置
LC-TOF-MS (Liquid Chromatography Time Of Fright Mass Spectrometry) |
機種名 |
日本電子製 JMS-T100LC (通称AccuTOF) |
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原理 |
サンプルを液体クロマトグラフィー(Liquid Chromatography)で分離し、それぞれの成分の分子量を質量電荷比m/z値の違いでイオンの飛行時間が異なることを利用して質量分析を行う方法、「飛行時間型質量分析法」(TOF-MS)により測定します。 |
特徴 |
- イオン源には直交型エレクトロスプレー(ESI)イオン源が使用されていて、不安定な非共有結合性複合体の分析や低流量での分析ができます。
- イオンガイドには収束力の強い四重極型のイオンガイドを使用することで、高い質量分解能と感度を得ています。また、イオンガイドへ印加する周波数や電圧が高められているため、広い質量電荷比範囲のイオンを通過させることが可能になっています。
- 分析部にはイオン光学的特性、イオンの透過率などから2段加速+1段リフレクトロン構成のoa-TOF MS(直交加速飛行時間質量分析計)を使用しています。
- 検出器はマイクロチャンネルプレートとアノードから構成されており、高分解能を得るために平面検出器となっています。また、反応速度が極めて速いので、高い質量分解能を得ることが可能です。
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用途 |
質量数10000までの蛋白質、金属錯体などを測定
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運用 |
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